ポスト団塊世代のお気楽な日々

初老に近いおばさんが自由気ままに書き綴る自分勝手なひとり言

大切なこと

赤ちゃんが産まれたら、日本でも出生届を出さねばならない。
妊娠して間もない頃、娘がその話をしていた。
台湾で出すのは当たり前だが、日本でも届け出でしておかなければならないと。
ま、日本にも娘の戸籍があるのだから当然だろう、と思った。

昨日ふと、その会話を思い出した。
台湾へ行く前に、どんな書類が必要なのか市役所で訊いて、用意しておいてやらねば。
早速、市役所へ電話した。

日本で出産した場合は2週間以内に提出しなければならないが、国外なら3か月以内です、とのこと。
あ、それで娘ものんびりしてるんだ、と納得。
でも、台湾からその書類は持ち帰った方が、娘も郵送する手間も省けるし、と思い、具体的な話を訊く。
国籍りゅうほ届も必要です、と。
りゅうほ?何ですか、それ、と無知をさらけ出す。
担当の職員は説明し始めたが、途中で、
「あのー、失礼ですけど、娘さんはどちらにお住まいですか?」
と訊くので、台湾だと答えると、
「あのー、お名前を伺ってもよろしいでしょうか?」
と言われるので、名を名乗る。
すると、
「あ、△△さんですか。
 それなら以前、娘さんから色々確認の電話がありましたよ。
 確か書類は実家に送るから、母が持参するので受け付けてください、と言われてましたよ。
 書類はあちらで用意できるんじゃないですか。
 だから、お母さんは、その書類と認め印を持って窓口へ来ていただければいいです」
と言うではないか。

な〜んか、立場ないよね。
そんな話も母娘の間で交わされていなかったのか、と職員は不審に思ったでしょうに。
そいういう大切なことは、ちゃんと知らせてよね。
買ってくる物のことばっかり書かないで。