ポスト団塊世代のお気楽な日々

初老に近いおばさんが自由気ままに書き綴る自分勝手なひとり言

存在感

我が家のダイニングルームにはテレビがない。
というか、テレビは一台しかないので、リビングルームでなければテレビは見られない。
それで、いつも食事はラジオを聴きながらである。
朝食は7時からのニュースを聴きながらとることが多い。

今朝も朝食中、

  「福田元首相が、××を訪問し………」

という音声が流れた。

夫、「へー、まだ頑張っとるんじゃのぅ」。
わたし、「そうよねぇ、もうかなりな高齢じゃない?」。

と言った後で気付いた。
福田元首相はもう亡くなったんじゃなかったかと。
ということは……そうそう、首相をしていた息子さんがいたんだ。
あなたとは違うんです」の名セリフを残した息子さんがいたんだった。

わたし、「あなた、福田元首相って息子さんの方よ」。
夫、「そうか、福田赳夫じゃなかったんかぁ」。

いつものように間の抜けた会話を交わす老夫婦。

でも、福田赳夫さんに比べ、やはり息子さんの方は影が薄い。
父親を超えるというのは難しいものだ。
まぁ、「あなたとは違うんです!」の迷言、じゃない、名言を残しただけでもいいっかぁ。