ポスト団塊世代のお気楽な日々

初老に近いおばさんが自由気ままに書き綴る自分勝手なひとり言

鳩山会館

先週は東京へ行った。
1年8か月前に急死した、夫の弟の娘たちの結婚式があったのだ。
長女と次女が二日続けて結婚式を挙げた。
夫はしきりに弟が生きていれば、、、と言って悔しがっていたが、弟さんが生存されていれば成立しなかっであろう結婚式だ。
つまり、両親が反対していた結婚。
参列するわたしも事情がわかるだけに、何とも複雑な気分だった。

広島を始発の便で発ち、12時からの長女の結婚式に。
二日目の次女の結婚式は午後3時からだったので、午前中が空く。
ジッとしていられない夫婦は、以前から興味のあった鳩山会館音羽御殿)を訪れた。

正直、想像していたよりも屋敷は小さく、華美でもなかった。
大正時代に建てられた洋館であり、ここで日本の政治が動いたことに価値があるのだろう。
応接室は「花子とアン」の撮影に使用されたそうだ。
白蓮の兄の屋敷の応接間になったようだ。

開館中ずっと流れているDVDを観ていて、思い出した。
「友愛」を。
数年前、元総理の口から何度も聞いた懐かしい言葉。
今頃、一体、何をなさっているのでしょう。