ポスト団塊世代のお気楽な日々

初老に近いおばさんが自由気ままに書き綴る自分勝手なひとり言

健康寿命

この数年で「健康寿命」という言葉が普通に使われるようになった。
はたして、この「健康寿命」とは何なのか。
厚生労働省の定義によれば、「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」のことを言うようだ。
Wikipediaによると、「日常的に介護を必要としないで、自立した生活ができる生存期間のこと」とある。

どちらも曖昧な表現だ。
知りたいのは、具体的にはどうやって調べたのかということ。
介護保険を利用している人の数から算定したのか?
例えば、要支援ならいいが、要介護1になれば、そこで健康寿命は終わり、とか。

そんなことを考えたのには訳がある。
昨日、ニュースで、男性の健康寿命が71歳、女性が74歳だと言っていた。
男性は71歳になれば自立した生活ができない人が半分はいるということかか。
信じられない。
70歳を過ぎたばかりの男性のほとんどは元気溌剌していらっしゃる。

また、平均寿命との差は、男性は9年、女性は12年もある。
周りを見回しても、10年も介護を必要としているような老人は本当に少ない。
わたしの親戚、ご近所さん、知り合いで、そのような人は居ない。
偶々なのか。

厚生労働省はどのようにして健康寿命を算定したのか発表して欲しい。
新聞も書いて欲しい。
テレビも放送して欲しい。
ただ、数字を並べるだけでなく。