知らなかった、、、
3か月ぐらい前だったか、とうとう、台湾ドラマがなくなった。
台湾ドラマでは視聴率が取れないのだろう。
仕方なく、中国ドラマを見るようになった。
中国語の勉強のためである。
「宮廷女官 若ギ」「傾城の雪」「続・宮廷女官 若ギ」と見ている。
「宮廷女官 若ギ」は既に終了し、今見ているのは「傾城の雪」と「続・宮廷…」である。
「宮廷女官 若ギ」はまあ興味深く見たが、後の2作は、荒唐無稽、ハチャメチャなストーリーである。
人もあっけなく、どんどん死んでいく。
まあ、それはどうでもいいのだが、出演者たちの声に違和感が常にあった。
この前娘たちが帰国したとき、婿殿も一緒だった。
夜、録画した「続・宮廷女官 若ギ」を見ていると、iPadを見ていた婿殿が手を止め、言った。
中国ドラマは吹き替えなのを知っているか、と。
俳優たちは皆、中国語で話しているのに、声優が全て吹き替えるのだと。
そうだったのか。
わたしの違和感はそれだったのだ。
でも何故?
婿殿の話では、俳優が寄せ集めだからだそうだ。
台湾、香港、中国大陸からの。
それで、普通話(プートンホア)と呼ばれる標準語に吹き替えるのだそうだ。
それを聞いていた娘が言った。
「それで、あの男の人、見たことあるんだ。
わたしが台湾へ行ったばかりの頃、よくテレビで見ていたよ、彼。
最近見ないと思ってたら、大陸に出稼ぎに行ってたんだねぇ」。
その彼は、「宮廷女官 若ギ」と「続・宮廷女官 若ギ」でヒロインの相手役をしている呉奇隆。
ネット検索してみると、金城武と同時代に台湾で活躍していた歌手、俳優とのこと。
さらに検索していると、「宮廷女官…」、「続・宮廷…」のヒロイン若ギを演じた女優と現実に恋人になったとか。
いやー、ネットというのは、人を簡単にゴシップ好きオバサンにしてしまいますなぁ。