ポスト団塊世代のお気楽な日々

初老に近いおばさんが自由気ままに書き綴る自分勝手なひとり言

存在感

携帯電話の待ち受け画面が孫の写真という人は多い。
よく、その孫の写真を見せられる。
「まあ、かわいいね」と一応、お世辞は言っておく。
でも、他人の孫、見たこともない子どもに関心は薄い。

パソコンサークルでも、デスクトップの壁紙に孫の写真を使っているメンバーが数人いる。
目に入ったら、取りあえず、かわいいね、と言っておく。
わたしのパソコンの壁紙は猫。
岩合光昭さんのwebサイトからダウンロードした猫の画像だった。
「だった」と過去形なのは、2週間ぐらい前に替えたからである。
孫の写真に。

先日、夫のパソコンの壁紙が孫の写真になっているのに気付いた。
モニターいっぱいに広がる愛らしい孫の姿。
かわいい!
早速、わたしも【ピクチャ】の孫の写真集を開き、最もカメラ目線の写真を選んだ。
毎日、パソコンを立ち上げるたびに、「△△くん、おはよう」と挨拶してから作業にかかる。
他人にはあまり見せたくない光景。
自分がそんなおばあちゃんになるとは思いもしなかった。

娘は、2〜3週間おきに孫の写真を数枚、メールに添付して送ってくれる。
数日前、最新の写真に取り替えた。
選んだのは「ソファに座ってドヤ顔〜」の写真。
そのドヤ顔を見ると思わずニヤッとしてしまう。
気分が落ち込んでいても、つい、にやけてしまう。

ありがたいことだ。
夫より、娘より、孫は小さいながら、存在感ははるかに大きい。