ポスト団塊世代のお気楽な日々

初老に近いおばさんが自由気ままに書き綴る自分勝手なひとり言

男女平等

昨日の日曜はポカポカ陽気のお出かけ日和。
家の中にじっと籠っているわけにいかない。
夫と二人、ドライブに出かけた。

出かけたのは空気の澄みきった山の中。
運転するのはわたしである。
車がギリギリ一台通るくらいの狭い山道はガードレールもない。
対向車が来ませぬようにと祈りながら進む。

しかし、その願いも虚しく直ぐに対向車が現れた。
白のプリウス
わたしの車はAQUA
AQUAを買ったときから、プリウスはわたしの中でお兄さん。
AQUAはその弟分である。
お兄さん、バックしてくれるかな、と思ったが、お兄さん、固まっている。
遠目にドライバーは男性のように見える。
男性がバックするのが当たり前と思う自分が居る。
夫も、「男みたいだから、向こうがバックするよ」と言ったが、ちっとも動こうとしない。
離合場所を過ぎてかなり走った気がする。
わたしがバックするとしたら、かなりの距離を後退しないといけない。
お兄さんの方が離合場所に近いはずだ。
でも、動かない。
しかたないので、わたしがバックした。

離合場所ですれ違う時、ドライバーをジロジロ見れば、40前後と思しき男性。
サンキュー、と言うように片手を上げて走り去った。

バックミラーに映るお兄さんの後ろ姿を見ながら、どうも納得いかない。
女性とか、老人とかいうのであれば仕方がないが、男盛りの40歳。
どうしてさっさとバックしなかったんだ、、、。
しかし、やがて気づいた。
都合のいい時だけ男だからとか男なのに、と思うのはおかしい。
常日頃、男女平等を夫に強い、男尊女卑は時代遅れと思う身としては、彼を責めるのは筋違いである。
反省、反省。