ポスト団塊世代のお気楽な日々

初老に近いおばさんが自由気ままに書き綴る自分勝手なひとり言

★失礼な娘


懇意にしていただいている年配の女性、Eさんのお母さんは98歳、お義母さんは92歳である。
お義母さんとは同居、お母さんも近くに住んでいらっしゃる。
ご高齢ながら、お二人とも、つい最近までお元気だった。
ところが、一ヶ月前あたりから、お二人が続けて体調を崩され、Eさんは今やお二人の介護で、てんやわんやの毎日である。

Eさん曰く、
 
   あんまり長生きするのもどうかと思うよ。ほどほどのところで死ねたら本望よね。

「ほどほどのところ」をどう判断するかは難しい問題だが、そうなれば確かに「いい人生だった!」で終わるのだろう。

昨夜、娘から電話があった。
娘の話では、高校の時の担任の教師が、最近、40歳の若さでガンで亡くなられたとのこと。
わたしも、10年前に娘の進学相談で一度お会いしたことがあった。
陸上部の顧問もされており、はきはきした物言いで、感じのいい女性だった。
「お気の毒なことよねぇ」と言ったら、娘曰く、
  
  ママなんか、先生のこと思えば、もういつ逝っても悔いはないよね。

まっ、失礼な!こうなったら意地でも百歳まで生きて娘にイヤというほど面倒みさせるぞ〜。