ポスト団塊世代のお気楽な日々

初老に近いおばさんが自由気ままに書き綴る自分勝手なひとり言

★華恋と聖羅


今日はゴミ出し日。
運悪く、隣の隣の奥さん(わたしの中では彼女は情報局)に出くわした。
一度つかまると、なかなか解放してもらえない。

彼女の話によると、隣の町内会の酒屋の娘さん、Mさんが、離婚して実家に戻って来られるらしい。
10数年前に結婚して、現在は夫の仕事の関係でバンコクで暮らしていらっしゃるというような話は以前、耳にしていた。
そのMさんが近々、娘さん二人を連れて、帰国されるとのこと。
「あ、そう。それは大変ね」と言って帰ろうとしたら、引き止められた。

「Mさんとこの子どもさんの名前、知ってる?」
「知らないけど、どうして?」
「なんとまあ、カレンとセーラだって」
「まるでアメリカ人みたいな名前ねぇ。ご主人は日本人だったよね?」
「そうよ〜。どんな字を書くか、知りたいでしょう?」

別に知りたくはないけど、ここで「別にぃ」など言ったら、後が怖い。
隣の隣のおくさん、嬉々として教えてくれたのが本日のタイトル。
まあ、凝りに凝った名前ではある。

わたしが娘を産んだ頃は既に「子」の付く名前は少なく、リカだのミカだの、まるで飲み屋街で飛び交っているような名前が流行っていた。
少し迷ったが、娘が老女になった頃、リカだのミカなどと呼ばれたら恥ずかしくはなかろうかと案じ、ありきたりだが「子」の付く名前にした。

華恋ちゃんと聖羅ちゃんは今、中学生。
還暦を迎える頃、居心地悪くないかなぁ、と他人事ながら心配している。

あっ、大きなお世話ですって?
すみません。