ポスト団塊世代のお気楽な日々

初老に近いおばさんが自由気ままに書き綴る自分勝手なひとり言

★朗報なのに秘密とは

17日のブログ にSさんのことを書いた。
そのSさんから昨夜,、電話がかかってきた。

昨日の日本語教室、ルーさんが連絡なしで欠席、どうしたのか気になっていた矢先のことだった。
聞けば、昨日、ルーさん、病院へ行って遅くなり、教室に間に合わなかったとのこと。
理由がわかり、ひとまず安心。
Sさん、続けて、ルーさんが妊娠したとの報告。
とても嬉しそうだった。
受話器を通してSさんの喜びが伝わってきた。

Sさん、続けて、大事な時期なので、しばらく休ませてもらいたいと。
ルーさんにとっても初めて出産、当然のことだ。
よかったですね!と言って、電話を切ろうとしたら、

「あのー、Nさんには言わないでくださいね」

と言われるではないか。
Nさんというのは、ルーさんと同じ中国人、阮さんの夫である。
SさんとNさんが同じ会社に勤務されているのは阮さんから聞いて知っていた。
でも、どうして?と思っていたら、Sさんが続けた。

「Nさんに知られるとちょっと困るんです。お喋りな人で、あっという間に広がりますから」

とのこと。
おめでたいことだから、別に広まってもいいじゃないかと思ったが、承知しました、と言って受話器を置いた。

受話器を置いてから考えた。
Sさんには、最初の中国人妻を子どもが産めないからと中国へ返したという負い目がある。
そのことをNさんは噂で聞き及んでいるだろう。
でも、Nさんも最初の中国人妻が病弱だったのを理由に離婚、二人目の中国人、阮さんと結婚したという経緯がある。
阮さんは来日して一年半くらいになるが、まだ妊娠していない。
そんなこともあって、もしかしたら気を遣われたのかもしれない。

来週、阮さんと会っても絶対に口を滑らせませぬように。
でも、どうしてルーさんが教室を休むのかと聞かれたら、わたしのことだから、黙っておけず、喋ってしまいそう。
ヤバいなぁ。