ポスト団塊世代のお気楽な日々

初老に近いおばさんが自由気ままに書き綴る自分勝手なひとり言

★訊く人を間違えた


最近は、年のせいか、早く眼が覚めるようになり、ラジオを聴いてから余裕を持って起き上がるのが普通になった。
いつも、6時45分ごろ眼が覚め、「ビジネス展望」、「今日は何の日」を聞いてから蒲団から出る。

今朝の「今日は何の日」では、三重苦のヘレン・ケラーが発音訓練を始めた日だと紹介していた。
サリバン先生は、自分の指をヘレン・ケラーの口と唇に触れ、発音を教えたとのこと。

女性のアナウンサーが
「最初に教えたのは“イットゥ イズ ワーム”でした」
と言った。
「???」
もしかして、warm を ワーム と発音した?
まさか、NHKのアナウンサーがそんな間違いをするわけないよね。
でも、最初に教えた文が、「暖かいです」じゃなくて
It is a worm. (それは虫です)
だなんて不自然だし…
いやいや、ネイティブは walk だってウォーク とワークの中間の発音をするから、もしかしたら、この女子アナは帰国子女かもしれない…
などと考えながら立ち上がった。

台所へ行くと、夫は血圧を測定していた。
夫に、
「ダブリュ エイ アー エム は英語で何て言う?」
と言ったら
「ダブリュー エー アール エム よ」
と得意気に返す。
ちっともわたしの言いたいことが通じていない。
わたしはイラついて
「単語の意味はわかる?」
と訊くと、
「ダブリュ エー アール エム ねぇ。何だっけ」
「じゃ、ダブリュ エイ アー エム は何て発音する?」
と訊くと、
「ワーム」
と答える。

この人に訊いたのが間違いだった。