ポスト団塊世代のお気楽な日々

初老に近いおばさんが自由気ままに書き綴る自分勝手なひとり言

★このおじさんは何者?

婿殿の姉の一人娘、シャオホンは4歳になったばかり。
わたしの子育ても遥か昔のことなので、我が子がどうだったか忘れてしまったが、シャオホンは4歳になったばかりにしては、実によく喋ると思う。

初対面が結婚披露宴のとき。
花びらをばら撒きながら、花嫁、花婿を先導(?)してくれた。
ムチムチしていて、とても可愛い子だった。
子どもと猫は太っているのに限る。
と思う。

翌日、皆が悲しみに打ちひしがれていた時も、本人には訳がわか
らないので、誰か、暇そうな人を捕まえては話をしたがった。
その餌食となったのが夫である。

と言っても、夫はもともと子ども好き。
子どもの相手をするのも得意だ。
しかし、シャオホンが話すのは中国語。
何を言っているのか夫にはさっぱり理解できない。
夫は知っている限りの中国語を使って相手をする。
しかし、発音はでたらめである。
何を言っているのか、ちっともわからない。

夫が何か一言喋ると、シャオホンが「アレ〜〜〜ッ」というような表情で夫を見つめる。

     この人、ちょっとおかしいんじゃないの?
     どうして、大人なのにちゃんとした言葉が話せないの?

と納得のいかない顔。
それを見て、おもしろがる意地の悪いわたし。

    シャオホンは、この人、何を言ってもわからないみたい、と悟ると、今度は、
   自分が モデルになったつもりで、色んなポーズをとり始めた。
    そのしぐさが、またまた、すごく可愛い。
    一人っ子のせいか、一人遊びがうまい。
 
   ほとんど喋りっぱなしなのだが、静かになったと思ったら、瞑想に入っている。
  聞くと、心の中で猫を飼っていると言う。
  今、その猫とお話中、だと言う。


幼い子って、やっぱり可愛いものだ。
おばあちゃんになるのは嫌だと思っていたが、案外、そうでもないかも。