ポスト団塊世代のお気楽な日々

初老に近いおばさんが自由気ままに書き綴る自分勝手なひとり言

★熟年恋愛について

昨日の地方紙の暮らし面に、熟年男性の激しい恋愛、離婚を描いた小説「荒地の恋」の作者、ねじめ正一さんへのインタビュー記事が載っていた。

団塊世代のねじめさんは言う。

過去に別の女性に心傾けたことがあったが、自分をきちんと正面から見てくれるのは妻以外にいないと気づき態度を改めた。
ただ、「長時間、ばか話のできる異性の友達」は熟年には必要だ。
背中を押してくれるような異性がいると、人生はちょっと変わります。
長年、寄り添ってきた熟年夫婦はもう、すべての行動を共にしなくてもいいと思うんです

な〜るほ〜ど〜。
特に最後の一行は気に入った。賛同した。
これは是非、夫に読ませなければ、と思った。

夫は新聞の暮らし面など読まない。
そこで、わたしは、「ただ、長時間、…」の部分から「…思うんです」までを紫のマジックペンで囲み、特に、「長年…」からの部分を黄色の蛍光ペンで塗りつぶして夫に読むように言って渡した。
記事全体を読むことはあり得ないと思ったからだ。


案の定、夫はその部分だけに目を通したようだ。直ぐに
「関係ない」
と一言。

   一体、どういう意味?
   全く興味ない?

ちょっと、ちょっとちょっとぉ〜
熟年夫婦はもう、すべての行動を共にしなくてもいい、って書いてあるのよぉ〜。
そこ、読んだ?」

「そんなことはない。夫婦はいつも一緒だ」

    ハァ〜〜〜、駄目だ、こりゃぁ。