ポスト団塊世代のお気楽な日々

初老に近いおばさんが自由気ままに書き綴る自分勝手なひとり言

★誕生日を待ちわびる男


昨日は夫の誕生日だった。
夫は、数日前から、誕生日を待ちわびていた。
  (こんな中年男は珍しいと思う)
一週間前から誕生日に買って欲しい物の催促があり、前日には誕生日の夜に作ってもらいたいおかずのリクエストがある。
  (考えなくてもいいから助かるのだけど…なんだかなぁ、の気分)

夫は、娘からのプレゼントも楽しみにしていた。
最近は、わたしへのプレゼント同様、品物はなくなり、カードだけになっている。

昨日の朝、メールチェックしていた夫から、「△子からバースデイカードが届いている!」と歓びの声が上がった。
そして、それをプリントアウトするプリンターの音が聞こえてくる。
  (何でもプリントアウトしないと気のすまないアナログ人間
それを「これ、これ。見ろ、見ろ」と言って、わたしのところに持ってきた。
長い。2ページ分もある。
どうして、わたしのより長いんだ、おもしろくない、という気持ちをぐっと抑え、メッセージを見ると、

今年もまた5月15日がやって来ました。
それにしても、パパのように自分の誕生日を心待ちにできる中高年なんて、滅多にいないと思うよ。

で始まっている。
わたしと同じことを感じている娘に思わず笑ってしまう。

夫は、「誕生日はカードだけだろな。父の日プレゼントは何だろう」と、はや一ヶ月後の父の日を楽しみにしている。

こんな父親を持つ娘も大変だ。
同情するよ。