ポスト団塊世代のお気楽な日々

初老に近いおばさんが自由気ままに書き綴る自分勝手なひとり言

★ぽっこりお腹の恐怖


5月10日から腹筋運動を始めている。
根が横着で、体を動かすのが嫌いな、このわたしがである。

というのも、その日、翌日が母の日だというので、姉と二人で母に洋服をプレゼントしようということになり、3人でお店に行ったのだ。

母は太ってはいない。
むしろ痩せている方だ。
しかし、ぽっこりお腹の、典型的な老人女性体型である。
上着は9号でいいのに、スカートは13号でないとウエストが入らない。
何を着せても似合わない。
洋服を買うのに、ずいぶん苦労した。
30年後には、わたしもあのような体型になるのかと想像すると、他人事とは思えなかった。

帰ってから、久々に(一年ぶりくらいに)体脂肪率を測定した。
すると、何と27%になっていた。
体重は増えていないのに、2%も増えていたのだ。
ショックだった。
体重が変わらないのに体脂肪率が増えたということは、筋肉が脂肪に変わったということだ。
女性の体脂肪率27%は【軽肥満】である。
BMI(肥満指数)は19で【少し痩せている】のだから、隠れ肥満と言われても仕方ない。

この調子では、いずれわたしも、ぽっこりお腹になるやもしれない。
血は争えない、カエルの子はカエルだ。

何とかしなければと、早速、その夜からお風呂上りに腹筋運動をすることにした。
腹筋運動は何度も試み、毎回、三日坊主で終わる夫に腹筋運動の方法をご教授願った。
3種類の腹筋運動を3分間ずつ、計10分間くらい行う。
10分というのは、意外に長いものだ。
夫が三日坊主で終わる理由がわかったような気がした。

あれから一週間が過ぎた。

今でも腹筋運動は続いている。(わたしは夫とは違う)
しばらく、体中の筋肉が痛かったが、今はだいぶ楽になった。
気のせいか、少し、ウエストが引き締まってきたようだ。

母には悪いが、母のようなぽっこりお腹にならないよう、腹筋運動だけは続けようと思う。