ポスト団塊世代のお気楽な日々

初老に近いおばさんが自由気ままに書き綴る自分勝手なひとり言

★「男のひといき」


朝日新聞の生活面に「ひととき」という女性専用の投稿欄がある。
一年くらい前だったか、ここを男性にも開放し、土曜日だけ「男のひといき」として、男性の投稿が載るようになった。
男性の綴る日常風景も、なかなか興味深い。
いつも楽しみに読んでいる。

昨日の「男のひといき」は、とても面白かった。

投稿者は67歳の東京都の男性だが、「主観と客観のミゾ」という小難しいタイトルとかけ離れ、内容はとても親しみやすく、最後では思わず噴き出してしまった。

内容的には別段、代わり映えのするものではない。
むしろ既に手垢の付いたような話題だ。

電車内で、「おじさん、どうぞ」と高校生に席を譲られようとしていたのが、思いもよらぬ自分だったことがわかり、大きなショックを受けたという話。
ここまでは、まあ、よくある話である。
だが、夕食時、その話を聞いた奥さんと娘さんからくらった【強烈な2連発】というのがおかしい。

  「若いとうぬぼれているのはお父さんだけ」
  「おじいさんと呼ばれないだけよかったじゃない」

まるで、娘とわたしのセリフのようで、つい笑ってしまった。
似たような家族があるもんだ。