★「奴はまだか?」
娘が幼稚園に通っていた頃の話だから、もう20年も前のことになる。
言語能力がどんどん発達し、ことばに興味を持っていた年頃。
そして、ちょっと背伸びしたがっていた時期。
物の名前に「お」を付けるのはいかにも子どもっぽくて嫌だったのだろう。
お金はカネ になり、お菓子はカシとしか言わなくなった。
まあ別に「お」がなくても意味は通じるんだし、いいっかぁ〜と放っておいた。
ところが、ある日、幼稚園から帰るなり
「ママ〜、お腹すいたよ〜。ヤツはまだ?」
と聞かれた時にはひっくり返った。
「△子、それだけはおやつと言ってね」
と頼んだのを思い出す。
2007/2/26
【コメント】
おさな児のとても貴重な時期のひとこまですね。こういう世界は、写真でもビデオでも記録できませんから、書き残すのはとてもいいことですね。(Aさん)
Aさん、おはようございます。娘がまだこのブログに気付いていないからいいようなものの、もし見つかったら、「わたしをだしにブログを書くな!」ってしかられそうです。^^;
いまだに娘をダシにブログを書いています。
ということは、まだ娘に気付かれていないということです。
今後も気付かれませぬように…。