ポスト団塊世代のお気楽な日々

初老に近いおばさんが自由気ままに書き綴る自分勝手なひとり言

★陳さんとマイ箸


   〜 2007/10/26 〜

マイバッグは今やおおかたの日本人の耳に馴染んだ言葉になった。
マイ箸はどうだろうか。

去年の3月に娘を訪ねて台湾へ行った時、陳さんからマイ箸をプレゼントされた。
バッグにしまえるように折りたたみ式になった箸である。
陳さんは、環境問題にとても関心が強い人でもあり、また、外食先で供される竹製の割り箸が危険だからという理由もあり、もっぱらマイ箸の愛用者だった。
中国から台湾へ輸入される竹箸が薬品漬けであることも、わたしは、その時初めて知った。

その後、今年の5月に娘を訪ねて台湾へ行った時、陳・李さん夫妻と外食すると、必ず、陳さんはどこからともなく、マイ箸を取り出した。

「去年あげたあのマイ箸は使っている?」
と聞かれた時も、
「ええ、日本では外食する時、いつも使ってますよ〜」
と、調子のいいことを言ってしまった。

そして、今回の陳さん夫妻の来日。
まさか、陳さんがマイ箸を日本にまで持参されるとは思わなかった。
観光地へドライブした時、お昼ご飯を食べに入ったレストランで、さり気なく、マイ箸をテーブルに置かれた。
驚いた。
わたしは、とっくの昔に陳さんにいただいたマイ箸を失くしていた。
帰国後、一度も使うことなく、行方不明になっていた。

5月についた嘘がすっかりバレてしまった。

【コメント】

POPOさんの冷や汗をかく姿を想像したら、笑えます。完璧そうでちょっとドジ・・そんなPOPOさん好いですよ(笑)<Kしゃん>

Kしゃんの想像通り、先ずは冷や汗、その後、ポッと赤面し、次に陳さんのマイ箸から目を背け、始終マイ箸の話題にならないように用心し…。食べた物がどこに入ったかわかりませんでした。(^^ゞ


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POPOからユリになっても、いつでも、どこでも、誰にでも調子のいいことを言っています。
この習性は死ぬまで変わらんのでしょうなぁ。