ポスト団塊世代のお気楽な日々

初老に近いおばさんが自由気ままに書き綴る自分勝手なひとり言

★カタログギフト

数年前から内祝いや引き出物、香典返しをカタログで選ぶのが主流になっている。
かつてのように、必要でない物をお返しにいただくことが少なくなり、ありがたい。

贈られたカタログ冊子を見ていて、わたしはいつも軽い戸惑いを覚える。
本来、一冊のカタログには同じ価格帯の商品が載っているはずなのに、どうもそのように思えないことがしばしばあるのだ。

例えば、持参した御祝儀(あるいは香典)から考えて、5000円コースのカタログだろうと思って見ていても、1000円くらいの商品にしか見えない物もあるし、どうみても5000円では買えないと思える物もある。
どうしてかなぁ、おかしいなぁ…などと悩んでもきりがない。
そのうち、あんな物でも5000円もするのか、と驚き、或いは、高そうに見えるけど、案外そうでもないのか、と納得することになる。

ところで、先日の姪の結婚式で贈られたカタログギフト。
何にしようか色々迷ったが、結局、掛け時計にした。
というのも、仏間には床の間に置時計があるのだが、お喋りなお寺さんは床の間に背を向けて話をされるので時計が目に入らない。
それで、いつも話が長くなる。
目の前に時計が掛かっていれば、少しは時間を気にされるのではなかろうか、という願いを込めて掛け時計にした。

というのは冗談で、やはり結婚記念には時計がふさわしいというわたしなりの判断だ。
時計を見る度に姪の結婚を祝い、姪の幸せを願う。
    (おいおい、気取るでないぞ)
サーロインステーキじゃ、お腹に入ったら、それでお終いだもの。
    (涙を呑んでサーロインステーキを諦めた女の負け惜しみ)