ポスト団塊世代のお気楽な日々

初老に近いおばさんが自由気ままに書き綴る自分勝手なひとり言

★Yonda?マグカップ

人によっても国によっても異なるだろうが、外国で暮らすのに一番不便な思いをするのが食べ物だろうか。
食べ慣れた物が自由に手に入らないのは辛いものだ。
人間の舌というのは思ったより保守的である。
次に辛いのは、日本の新聞が高いこと、書物が定価で買えないことだろうか。
小説にしろ雑誌にしろ、読みたくても、ついつい買い控えてしまう。

娘もハードカバーはなかなか買えず、文庫本で我慢しているようだ。

日曜夜のSkypeで、娘に新潮社からマグカップが届いたかどうか訊かれた。
新潮文庫20冊で貰えるYonda?マグカップである。
もう、1ヶ月以上も前に応募したと言う。
まだ届いていなかった。
届いたら連絡するよ、と言って、その話は終わった。

そして、Skypeの翌日、昨日だが、そのマグカップが届いた。
夫は、自分の物でもないのに嬉しそうに包装を開け、テーブルに並べ、写真を撮った。
娘にその写真をEメールに添付して送ると言うのだ。


テーブルの上を片付けずに写真を撮ったものだから、見苦しい個所をカットするのにギリギリのところまでトリミングした。
せっかく送るのであれば、周囲を片付け、マグカップが引き立つようにセッティングして写真を撮ればいいのに、とわたしなど思うのだが、しょうがない。
あれが夫なのだ。