ポスト団塊世代のお気楽な日々

初老に近いおばさんが自由気ままに書き綴る自分勝手なひとり言

★イケメンは即決


昨日は、日本語指導ボランティアの日。

日本語を勉強しに来ている生徒さんは、中国人研修生やALT以外では日本人男性と結婚している外国人女性が一番多い。
ところが、昨日、4月に日本人女性と結婚したばかりのフィリピン人男性が面接に来られた。
珍しいケースである。

当人も奥さんも、まだ若くて、見たところ、20代半ばぐらい。
彼は日本語は全然、わからない。
英語も決して流暢とは言えない。

現在、二人とも働いていないという。
日本語ができない彼が働いていないのは仕方ないにしても、奥さんまで無職だと言う。
たいていプライベートなことは聞かないのだが、どうも気になって、ついつい聞いてみた。
奥さんの実家に同居しているのかと尋ねたら、二人でアパートを借りて生活していると言う。
実家の援助があるようだ。
知り合った経緯は、奥さんがセブ島へダイビングに行ったとき、彼がインストラクターとして働いていて、恋におち、日本へ連れて帰ったとのこと。

二人が帰って行った後のスタッフとの雑談である。

スタッフのひとり、Hさんは、いつも辛辣な物言いをする女性なのだが、今回のケースでもなかなか興味深いことを言われた。曰く、
最近、日本人女性が、韓国や東南アジアの純朴な美男子と恋愛してそこに永住したり、日本へ連れ戻ったりするケースが増えている、彼女もその内のひとりだろう、と。

確かに、彼も色が浅黒く、顔立ちの整った、いわゆるイケメン。
日本人の若い女性がポーッとなってしまいそうな雰囲気を持っている。

Hさん、奥さんの方にはあまり良い印象を持っていないようだったが、彼のことは気に入ったようで、二言目にはハンサム君、ハンサム君と言って嬉しそうだった。

もちろん、Hさんが彼を担当することに直ぐに決まった。