ポスト団塊世代のお気楽な日々

初老に近いおばさんが自由気ままに書き綴る自分勝手なひとり言

★化粧で変わる

昨日は日本語指導ボランティア教室の日。

★トヨタよりも資生堂に登場した美人の王さん。
彼女は結婚して来日後、半年も経たないのに中国へ里帰りした。
とても珍しいケースである。
ご主人がよほど理解のある男性なのだろう。
その彼女、3ヶ月近く中国に滞在し、数日前、やっと日本に戻ってきた。

昨日が、帰国後初めての勉強日だった。

昼休憩を利用して新しい生徒さんの面接をしていた時、若い女性が教室に入って来た。
見たことのない人なので、他のスタッフの生徒さんなのだと思い込んでいた。
だから、午後の授業が始まって初めて、彼女があの王さんだったのだと気づいた。

「先生、これ、中国のお土産」
と言って、お菓子を渡してくれた。
わたしは、まじまじと王さんの顔を見た。
どこかが違う。
わたしの知っている美しくて清楚な王さんとは違う。
どこが違うのか?
先ず、髪型が変わっていた。
ロングだったのが素っ気ないショートヘアになっている。
それから、…そうだ!色が黒くなっている。
色白だと思っていたのは、厚めのファウンデーションのせいだったのか。
ソバカスもたくさんある
よく見ると、眉も薄い。
王さんは、まさにスッピンだったのだ。

いや〜〜〜、お化粧しないと、メイク上手な女性の顔って、あそこまで変わるのか!
驚き、桃の木、山椒の木。(古いっ!)

次に彼女の口から飛び出したセリフは
「明日から仕事。毎日、9時から4時まで働きます。今日、最後。」

中国人研修生がたくさん働いている会社に就職が決まったようだった。
日本語ができなくても困らない仕事が見つかったのだろう。

というわけで、王さんと会うのは昨日が最後になってしまった。
中国人花嫁さんの場合は、こうやって突然に終わりがやってくる。