ポスト団塊世代のお気楽な日々

初老に近いおばさんが自由気ままに書き綴る自分勝手なひとり言

★抜けてる


昨夜、夫の友人から夫の携帯に電話があった。
いつも固定電話にかけてくる夫の写真仲間からだ。
聞くともなしに聞いていると、夫が
「電話が壊れて、デ△デ△が修理に持って帰ったからな」
とか言っている。

電話が終わった後、どうして今夜は珍しく携帯にかかってきたのか訊いた。
「電話、通じなかったらしいよ。
うち、今、電話がないじゃないか」
と言う。

そんな馬鹿な!
デ△デ△が電話を持って帰ったのは2日前のこと。
その時、代用の電話を置いていってくれており、それをこの2日間、使っているではないか!
電話が使えないってどういうことよ!と夫を問い詰めた。
夫は、そういえばそうだ、電話はあるんだった、と惚けた返事。

わたしは自分の携帯から固定に電話をして、着信音を待つ。
かかってこない。
壊れたのだろうか。
受話器を上げて耳に当てると、無音だ。
おかしいなぁと思っていたら、夫が、そういえば、今日、雷が鳴ったから、電話のコンセントを抜いたと思い出したように言う。
何とまあ、気のきいたことを。
わたしは丁度、出かけていたので、自分がしなければ、と思ったらしい。

3年前に落雷で電話のバッテリーが壊れたことがあり、電話のバッテリーならまだしも、パソコンが壊れては困るので、あれ以来わたしは、雷が鳴ると電話、パソコン関係の全てのコンセントを抜いていたのだ。
それを夫は見るともなしに見ていたのだろう。

我が家は8ヶ月前、電話をNTTの光ファイバー回線にした。
その時、アダプタやONUなど、通信機器が3つも取り付けられ、壁のコンセント差込口は4つ共、通信機器のコードでふさがっている。

わたしは先ず、コンセントの差込口を見た。
一つだけ空いている。
通信機器を見ると、アダプタが通電していない。

夫は、どれを抜いたらいいのかわからなかったけど、とりあえず3つコンセントを抜いたが、後で2つしかコンセントを入れなかったんだろう、と言う。
アダプタのコードを差し込むと、電話は通じた。

ちょっと、ちょっと〜、抜けているんじゃないの?
わたしゃ心配だよ。