ポスト団塊世代のお気楽な日々

初老に近いおばさんが自由気ままに書き綴る自分勝手なひとり言

★「矍鑠」が読めます?


昨日、文集の校正を手伝って欲しいと公民館から電話があった。
敬老会に配布する文集である。
最近では長寿の方が増えて、公民館主催の敬老会に出席できるのは80歳以上である。
したがって、文集に寄稿している人たちも、全員、80歳以上の方である。

公民館の40代の女性職員と、50代半ばの女性とわたしの3人で、3時間かけて校正した。
文集の内容は、半分が戦中、戦後の思い出で、半分が現在の自分の生活に関してだった。

なにしろ、言い回しが古い。
知らない言葉もたくさん出てくる。
広辞苑を片手に校正する。

難しい漢字がたくさん使われている。
一入」とか「顰蹙」などは、他の二人は読めなかったが、わたしは読めた。
 (別に自慢してるわけじゃありません)
しかし、ひとつだけ読めない漢字にぶつかった。

  古希の春、矍鑠とした老人の絵が浮かびました。

で始まっている。
別に読み方がわからなくても問題ないのだが、気になる。
「矍」は、セキと読むのだろうかと見当を付け辞書を引いたが、ない。
公民館の職員がパソコンで調べてみると言って、事務室へ戻って行った。
そして初めて読みがわかった。
言われてみれば、文の流れから言ってそれ以外にないのだが、初めて見る字なので戸惑った。

いい色ブログのブロガーさん達は年齢層が高いので、多分、殆どの方が読めると思います。
でも、中にはわたしのように若い人もいらっしゃるので、正解も載せておきます。



かくしゃく