ポスト団塊世代のお気楽な日々

初老に近いおばさんが自由気ままに書き綴る自分勝手なひとり言

★熟年夫婦には必要

6月5日の★夫と同級生のおばちゃん達に登場いただいた同級生の一人にYさんがいる。
夫は、半年ぐらい前からちょくちょく彼女の家に出かけるようになり、Yさんが育てた野菜や花などを貰って帰るようになった。
車で15分くらいの所に住んでいらっしゃるようだ。

わたしは、Yさんに会ったことはない。
Yさんからは、よく夫に電話がかかってくるので、声だけの知り合いである。

一ヶ月ぐらい前だったか、夫が、6月5日に出かけたときの写真を見せてくれた。
これがYさんだ、と言って指し示した女性は、意外にもスラッとして美しい女性だった。
想像していたおばちゃんのイメージからは遠かった。

先日、夫が彼女を訪問したときは、北海道の知り合いから贈られたという鮭を切り分けて、6切れもお土産にいただいて帰ってきた。
その日はプチトマトをオーブンで焼いたお菓子をご馳走になったそうだ。
珍しくて、とても美味しかった、と言う。
ゴーヤのつくだ煮も試食したとのこと。
△子も少しは料理を工夫したらどうだ、などと可愛くないことを言う。

わたしが、
「ご主人も一緒なんでしょ?」
と訊くと、Yさんと二人だけだと言う。
「へぇ〜、ふたりだけでねぇ…。
還暦を過ぎると、男も女もないんよねぇ」
と嫌みったらしく言うと、庭にテーブルと椅子があって、そこで話したり食べたりすると言う。
「あ、そう。一応、礼儀はわきまえているんだ、Yさん」

そう言った後で、これって、もしかして嫉妬?と、思った。
まっさかぁ〜〜〜、あの夫に嫉妬なんて……と思いつつ、まあ、こういう感情も熟年夫婦には偶には必要かも、とも思ったのである。