ポスト団塊世代のお気楽な日々

初老に近いおばさんが自由気ままに書き綴る自分勝手なひとり言

★先は短い

中国から輸入された野菜に基準値を超えた残留農薬が見つかったのが始まりだろうか。
中国産の食品が日本人に嫌われ始めたのは。

毒入り冷凍餃子事件は、その工場内で起きたことを中国もやっと認めた。
その後、今度は、メラミン入りの粉ミルク事件だ。
これは、9月16日のブログにも書いたが、台湾に住む娘からその被害を聞いた。
最近、日本にもメラミンが混入したお菓子などが、入ってきているのがわかった。

中国産の食品は、買わなければそれで済むというものでもない。

わたしの場合、日本語教室で中国人を教えているので、彼女達が一時帰国の際に持ち帰るお土産がある。
お茶、高麗人参、菓子など。
また、偶に、中国へ旅行した人からお土産をいただくこともある。
せっかくの好意を無にはできない。
食べ物を捨てることもできない性分だ。
とはいえ、やはり、不信感も拭えなくて、知り合いに分けたりすることが多い。

先日、いつも利用している宝石店でネックレスを買った。
店主が、きまり悪そうな顔で、
「中国産の蜂蜜ですけど、どうぞ。
仕入れたときは、まだ、ここまで中国産の評判、悪くなかったんですよ」
と言って、差し出した。
欲しくはなかったが、さすがのわたしも「結構です」とは言えないので、貰って帰った。

一体、いつ仕入れたのだろう、と思いながら、賞味期限を見ると、来年の一月だ。
う〜〜〜ん、急いで食べないといけない。
蜂蜜だから、大丈夫だろう、何も添加していないはずだし、と思ったが、やはり、躊躇する。
姉と母に、中国産の蜂蜜だけど、食べないかと訊いたら、要らない、と素っ気なく断られた。

その後、姪が遊びにきた。
30代で子どもはいない。
食生活には無頓着だ。
喜んで持って帰ってくれた。

でも、考えてみれば、この先、あまり長くないのだから、さほど食べ物に神経質になることもないのだけどね。