ポスト団塊世代のお気楽な日々

初老に近いおばさんが自由気ままに書き綴る自分勝手なひとり言

★500グラムの闘い


昨日はサークルの親睦会があった。
例会の出席率は悪いが、アルコールの出る親睦会には皆勤の男性会員のMさん。
昨日も、もちろん、出席された。

Mさんは、50歳。
典型的なメタボ体型である。
奥さんは一度見かけたことがあるが、Mさんと違ってやせ気味の女性だった。

Mさん、ほどよくアルコールも入り、気分よく奥さんの話が始まった。

実はねぇ、最近、オムロンの体重計を買ったんですよ。
今まで使ってたのは、時々、数字がパッと消えるんでね。
   もしかして、電池がなかったんじゃないです?
いやいや、電池が切れた、とかいうような問題じゃなくて、まあ、かなり、古かったからね。
それで、体脂肪計も付いている最新式の体重計を張り込んだんですよ。
そいで、うちのがそれに乗ったら、500グラム多く出るって言うんですよねぇ。
何度量っても、500グラム増えてるって。
    奥さん、太ったんじゃないです?
いやいや、太ったわけじゃないらしいんですよ、それが。
    でも、500グラムくらいの増減って、よくありますよ。
そうそう、500グラムくらい、どうってことないと思うでしょう?普通…。
    もしかして、前の体重計が狂ってたんじゃないですか?
そう、僕も、古い体重計、狂ってたんじゃないか、って言ったんですよ。
それなのに、絶対、それを認めようとしないんですよねぇ。
それどころか、500グラム多いのは許せない、って言って、今もやっぱり古いのに乗ってるんですよねぇ。
何のために新しい体重計を買ったのやら…。

は〜〜〜ぁ、そりゃ、そりゃあ…。
でもまあ、せっかく買ったのだから、Mさんが使ったらいいんじゃないですかぁ。
毎日量って記録するだけで体重は減るそうですよ。
Mさん、そのお腹、なんとかしなくちゃ、ね!