ポスト団塊世代のお気楽な日々

初老に近いおばさんが自由気ままに書き綴る自分勝手なひとり言

★気楽な二日間


昨日から夫は趣味の会の人たちと一泊旅行に出かけている。
今夜9時半まで帰ってこない。

夫の居ない日は、いつも気分が晴れやかだ。
マイペースで過ごせるせいだろう。

昨日は、サークルの仲間が声かけあって、いっしょにお昼ご飯を食べた。
集まったのは8人。
そのうち、一組は中高年夫婦である。
とても仲の良いご夫婦で、40年の結婚生活で、夫婦ケンカは3度しかしたことがないという。
トイレ以外、どこに行くにもいつもいっしょ。
このサークルも、もともと奥さんは興味はなかったが、ご主人に付き合って入会されたくらいだ。
信じられないような話だが、広い世の中、このような夫婦も存在するのである。

そのお二人、妹さんが里帰りされたので、母親の介護を妹さんに任せ、久しぶりに夫婦二人で一泊二日の温泉旅行へ出かけることになったとのこと。
それで、途中で抜けて帰られることになった。
皆、外に出て、二人を見送る。

車が出発した後、ほどよく酔いの回った男性が、冗談めかして言った。
「まるで新婚旅行に出たみたいじゃない?缶々を車に付けてあげれば良かった」

調子に乗って、わたしが言った。
「旧婚旅行だから、錆びた缶々をねっ!」

言ってしまってから、ヤバッ!と思ったが、もはや遅かった。
またしても、口の悪いのを皆にアピールしてしまった。

これも、夫が居なくて、気分が高揚していたせいだ。
(と、夫のせいにしておく)
12時間後には、高揚した夫が戻ってくる。