ポスト団塊世代のお気楽な日々

初老に近いおばさんが自由気ままに書き綴る自分勝手なひとり言

★胃カメラ検診


昨日、胃カメラの検診を受けた。

一ヶ月くらい前から、胃の調子が良くない。
いつかは治るだろうと思っていたが、症状は変わらない。
娘からはSkypeのたびに、早く病院へ行くよう、しつこく言われるし、もし、行かないのだったら、年末に帰国した時、私が予約に行くと脅迫するので、とうとう、その気になった。
最後に胃の検査を受けたのが7年前のことだし、わたしも、とうとう重い腰を上げた。

検査室に入ると、先ず、胃カメラを飲むために、麻酔注射を受けた。
直ぐに意識がなくなった。

目覚めた時、隣のベッドに点滴をしている女性が目に入った。
これから検査があるのだろうと思っていたが、いつまで経っても呼ばれない。
おかしいと思い、部屋に入ってこられた看護師さんに訊いたら、もう検査は済んだとのこと。
でも、胃カメラを飲んだ記憶はない。
検査室から点滴室にどうやって移動したのかも全く記憶がない。
看護師さんが、歩いて来たのを覚えてないのか、と言って笑っていた。
どうも、注射をされると、またたくまに寝てしまったようだ。
時計を見ると、一時間が過ぎていた。
なんと、わたしは、麻酔注射の後、一時間も眠ってしまったのだ。

帰宅しても、夫は昨日から、かつての職場の同期の仲間と温泉へ一泊旅行に行っており、話を聞いてもらえない。
それで、娘に医師の診断をEメールに書いて送った。

そして、夜のこと。
Eメールを読んだ娘から携帯にSkypeのお誘いメ−ルが入った。
やっと誰かに話せる、とウキウキしてSkypeを立ち上げた。
娘と話しているうちに、少しずつ、不安も取り除かれ、楽になった。

ログアウトする時に、
「心配してくれてありがとね」
と言った。
「じゃ、気をつけてね」
という優しい返事を当然のように予想していたが、娘は突き放すように言った。

「別に心配してないよ。胃カメラ飲んだっていうからお疲れ様って言おうと思ってSkypeしたのに、寝入ってしまったって聞いて気が抜けたよ」