ポスト団塊世代のお気楽な日々

初老に近いおばさんが自由気ままに書き綴る自分勝手なひとり言

★娘のボヤキ

昨夜、娘とSkypeしていて、婿殿のお母さんの話が出た。

篤姫」も残り少なくなった。
テレビ大好き人間の娘は、台湾に居ようが「篤姫」も欠かさず観ているようだ。

4月に婿殿のお父さんが亡くなられてからは、お母さんはよく台北に来られるようになり、日曜の夜は一緒に「篤姫」を観ることが多いそうだ。

思い出したように娘のボヤキが始まった。

最近はずっと、テレビに集中して篤姫が観れんのよねぇ。
お母さんが隣でうるさくて。
見かけない人が出てくると、「あれは誰?」ってしつこいんよねぇ。
しかも、同じ人を何度も訊くんよ。
この前もね、松田翔太を見て、誰かって訊くから、「公方様よ」と教えてあげたんだけどね。
それ、もう何回目だったと思う?
2回、3回じゃないよ。
ほんと、大変よ、わたしもぉ。
そんで、次に「公方様って何?」って訊くんよね。
そんで、公方様の説明をしてあげるわけ。
そしたら、お母さん、「公方様とは違う」って言うんよねぇ。
「公方様は、あんなに若くはなかった」って言うから、ハッと気付いたんよ。
そうか、堺雅人と間違えてるのか、って。
それで、「あの公方様は亡くなって、次の公方様よ」って言ったら、「えっ、二人目の公方様?若いのに初めのんはもう死んだのか」って不満そうに言うのよねぇ。
それで、また色々と説明してあげんといけんじゃない?
全く、面倒なんだから。
ま、今じゃ、松田翔太も死んだから、この話は解決したんだけどね。
今度は慶喜よね、問題は。

ふと、お母さんが、何度も何度も同じことを喋る人だったのを思い出した。
喋るだけじゃなく、何度も何度も同じことを訊く人なのかとおかしかった。
それで、「わかる、わかる。あのお母さんじゃねぇ」と言って、ギャハハと笑った。
そしたら、「何もそこまで笑わんでもええよ!」と叱られた。