★娘からのメール
先ほど、メーラーを開くと、娘からメールが入っていた。
昨日、わたしが、安いパックツアーで上海へ行こうと思っている、というメールを出したので、その返事をくれていたのだ。
ツアーは気楽だし、いいんじゃないの、と旅行のことにさらりと触れた後に、思いもよらぬ文面が続いていた。
お正月、本当にママは大変だったよね、とわたしの労をねぎらい、もし私だったら、到底、できない、とわたしを持ち上げる。
ママの労力を考えると、お盆とお正月に毎回、お母さんやお兄さん夫婦と一緒に帰るのは、やっぱり大変、せめてお正月だけでも夫婦二人の里帰りにしようと思います。
などと、殊勝なことを書いていたのだ。
更には、
嫁の実家に姑までついて帰るっていうのは、日本でも台湾でもありえないこと。
これは、やっぱり陳家が特別ってことなのよ。
と続いている。
ブログを再開するや、二日続けて娘の里帰りを愚痴る内容をアップしていたので、思わずわたしは、もしかして、娘がこのブログに気付いたのか、とヒヤリとした。
でも、それはない。
もし、気付いたのなら、あの娘が黙っていることなどあり得ない。
直ぐに電話がかかってくるはずだ。
「一体、何やってるのよ!中年女は顔だけにしといてよ!」
くらいのこと、言ってくるに違いない。