ポスト団塊世代のお気楽な日々

初老に近いおばさんが自由気ままに書き綴る自分勝手なひとり言

★夫の決意

婿殿のお母さん、夏の訪問と大いに違ったのは、日本語学習への熱心な取り組みである。
夏には、我が家で日本語の勉強をしている姿を見ることはなかったが、今回は違った。

もともと、お母さんの両親は日本語教育を受けておられ、ご近所にも日本人が暮らしていたから、幼い頃には日本語があちこちで飛び交っていたそうだ。
ところが、戦後、日本語を聞くことはなくなり、すっかり、日本語は外国語になってしまった。
でも、何度か日本語学校に通ったりして、日本語を学ぼうと努力はされていたようだ。

今回、お母さんには、日本語指導ボランティアで使っている日本語の本を紹介した。

暇なときには、その本で日本語を勉強されていた。
暇な夫が、それに付き合っていたようだった。

その学習効果はてきめんで、わたしの実家へ皆で年始に行ったときも、覚えた日本語は漏れなく披露し、わたしの親戚を驚かせていた。
たいしたものである。

それを見て、夫が言った。

よし、僕も今年こそは中国語を勉強するぞ!
お母さんに負けてはおれん。
語学番組は何月に始まるんだ?
4月?なんだ、1月からじゃないのか。
でも、4月になったら、中国語講座を聴くぞ!

ありゃ、ホンマかいな。
まあ、その決意も4月になったら跡形もなくなってると思うけどね。