ポスト団塊世代のお気楽な日々

初老に近いおばさんが自由気ままに書き綴る自分勝手なひとり言

★年賀状で張り合う

昨日、やっと年賀状の整理をした。
整理しながら、Sさんの年賀状で、ハタと手が止まった。
再度、つくづく、写真を見る。

Sさんは、大学で同じ学科にいた人。
在学中は、殆ど付き合いがなかったので、卒業後、彼女から年賀状が来たのに驚いた。
しかも、それは、ずっと今日まで続いている。
他の学友に話すと、皆、彼女から年賀状をもらっているというから、20人のクラスメート全員に出しているのだろう。
この数年はパソコンで作っているようだが、それまでは、印刷屋さんで刷って貰った年賀状だった。
自筆の添え書きがあったことは、これまで一度もない。

卒業後、Sさんは同窓会に出席したことはないのだが、彼女の人生は、その年賀状が物語っていた。
卒業と同時に結婚して、一女をもうけ、その後、京都府医大に入学した。
時折、彼女の一人娘の写真が年賀状に載せられることもあった。
昨年の年賀状には、皮膚科のクリニックを開業したという近況が書かれていた。
病院スタッフと一緒に撮った写真も添えられていた。
30年ぶりに見る彼女。
ずいぶん老けたなぁ、と自分のことは棚に上げ、感嘆した。

わたしの今年の年賀状(友人・親戚用)は、娘の結婚式の写真入りだった。

そして、彼女から届いた今年の年賀状。
な、なんと、彼女の一人娘も去年、結婚していた。
Sさん夫婦、娘さん、お婿さんの4人が写っている結婚式の写真に、披露宴の感動を記した長い文章が添えられていた。

負けた!と思った。
何に負けたかっていうと、Sさんのお婿さんは、うちの婿殿に比べ、若くてハンサムだった。

そんなこと張り合って、どうなるってのよねぇ〜〜〜。