ポスト団塊世代のお気楽な日々

初老に近いおばさんが自由気ままに書き綴る自分勝手なひとり言

★会話のない夫婦

昨日のK子さんの話の続きである。

夫は、よくK子さんの家へ出かける。
幼なじみということもあり、行くと気楽に話し込んでいるようだ。

昨夜、晩ご飯を食べながら、わたしがK子さんの話を持ち出した。
滅多にないことである。
わたしは、世間話はあまりしない。

あなたがK子さんの家へ行ったら、ご主人も偶には顔を出してん?

いや、一回も出てきたことがない。
全然、気配すらないよ。

ご主人、もしかして働いてるん?

そうでもないらしいけど、どっか、別の部屋に居るんじゃない。

そっかぁ。大きな家だしね、うちと違って。

いっつもリビングでK子と話すんだけど、K子、中に入るとき必ず、「ここは、わたしの部屋だから」って言うんだよな。
リビングがマイルームっていうのも、面白いだろ?
まるでK子専用の部屋になっとるよ、あそこ。

もしかして、ご主人はいつも自分の部屋ににこもりっきり?

多分、ね。
まあ、変わった夫婦よ、あそこは。
ありゃ、ほとんど、会話がないな、夫婦の間で。
そいで、僕が行ったら、いつまでも、帰してもらえんわけよ。
アハハ。

それに、行けばいっつも、うちじゃ口に入らないような珍しいお菓子を出してもらえるしね。
あなたも止められないよね。
ハッハッハ。