ポスト団塊世代のお気楽な日々

初老に近いおばさんが自由気ままに書き綴る自分勝手なひとり言

★交通違反談義

日曜日、実家へ行った。
母、弟夫婦、姉夫婦とわたしの6人で、四方山話に花が咲いた。

いつの間にか交通違反の話になっていた。

義兄が高速道路のトンネル内で、黄色い線なのに追い越しをして捕まった話が皮切りだった。
続いて弟が、一昨年、30キロオーバーのスピード違反で6万円の違反金を支払い、その後、一年もしない内に携帯で話しながら運転していて6000円支払った、と続ける。
それまで十数年捕まったことがなかったのに、運の悪いときは続くものだと感慨深げに言う。
今度は、姉が最近、一旦停止に気付かず走って、捕まった、と言う。

聞いていると、皆、どことなく自慢げだ。

母が、一言、「そうだったん。初めて聞いたよ」。
まあ、普段なら隠しておきたいことだが、皆もそうだったのかと思うと、つい口が軽くなるものだ。

姉が交通違反の話のついでに、
「わたしの軽、方々、傷だらけよ。それに、とうとうサイドミラーの中身が落ちたしね」
とケロリとした顔で言う。

姉の運転は確かに荒い。

驚いて、わたしが、「まあ、どうしたん?」と訊くと、
「この前、△△さんとこの塀にぶつけた時サイドミラーがグニャリと曲がったんだけどね。
ま、そのままにしてたんよ。そいで、洗車してたら、ホースの水圧でとうとうミラーが落ちたよ」
と平然と答える。
「もしかして、そのまんまで運転してるん?」と訊いたら、「そうよ」と事もなげに言う。
義兄が、△子はサイドミラーはあってもなくても関係ない、サイドミラーをたたんだままで運転してることもあるくらいだ、と苦笑いしながら言う。

何という!
本当に、この人、わたしと血の繋がった姉なんだろうか。