ポスト団塊世代のお気楽な日々

初老に近いおばさんが自由気ままに書き綴る自分勝手なひとり言

★コメント大好き

上海・蘇州旅行(2)

旅行の間中、お昼と夜の食事はいつも円卓を囲んだ。
円卓は二卓だが、いつも同じメンバー。
若い人たちのグループと年配のグループに分かれる。

わたし達年配組の卓は社長さんが会話をリードする。
何しろ、仕事でしょっちゅう、上海に来ているので詳しい。
更には、自分の知り得たことは全て人に話したがる人。

例えば、ビール。
写真の右端に写っている緑色の瓶のビールである。
どこのレストランでも30元(約450円)だった。

「コンビニで買えば、3.5元なのに、高過ぎるよ。
先月来たときは、25元だった」
と、食事の前に必ずそう言って、1本だけ注文する。
他の人達は、夫以外、飲み物を注文しない。
あのように言われると、注文する気がしなくなるものだ。
まあ、レストラン価格が理不尽に高過ぎる。
日本ではレストランでビールが450円というのは当たり前だが、この国ではコンビニ価格とのギャップがあまりに大きい。

次には、社長さん、料理に必ず一言コメントを差し挟む。
品数が少ないだの、上海料理に付き物の何々がないだの、小うるさい。
それでも、夫とわたしは相づちなど打って、付き合ってあげる。
(とっても善い人なのだ)
それに、バスの中では、オプションが高過ぎると言い、添乗員の手際の悪さを言う。

そのうち、あの社長さんは、夫とわたしの間では「コメントおじさん」になった。