ポスト団塊世代のお気楽な日々

初老に近いおばさんが自由気ままに書き綴る自分勝手なひとり言

★最大のミス

上海・蘇州旅行(8)


これは、宿泊した上海のホテルのフロントに掲げてあった「今日の部屋代」一覧表である。
部屋の種別に金額が提示してある。

わたし達が泊まったのはツィンルームだったが、当日は980元(約14700円)。
一人490元(約7350円)の部屋である。
金額の割りに、広くて、清潔で、悪くなかった。
「今日の」とあるのだから、毎日、価格が変わるのだろうか。
しかも、あのように張り出しておくというのが公正でいい、と思った。
夫もおもしろいと思ったようで、わざわざ写真に撮った。

もちろん、大抵のホテルがそうであるように、フロントに換金レートも提示してある。
それを見て、わたしは少なからずショックを受けた。
というのも、わたしは当然のように、上海空港に到着した時、そこで、3万円を換金していたからだ。
どこでもホテルというのはレートが悪いものだと思い込んでいたが、中国ではそうではなかった。

実は、ホテルに着く前に既にショックを受けていた。
ホテルに向かうバスの中で、添乗員さんが換金してくれるということを知らなかった。
しかも、空港のように手数料を取らないので、空港よりもいい換金レートで!
そして、次がホテルのレートである。

そのうち、オプショナルツアーもお土産屋さんも全て日本円が使えるのがわかった。
しかも、わたしが空港で替えたのよりお得なレートで!

これが今回の旅行の最大のミスだった。
もちろん、中国元をそのまま持ち帰るという選択肢もあったが、中国にはもう来ない可能性もあるし、日本円は使わず、意地になって元を使い切った。
出国する時は1元硬貨が数枚しか残っていなかった。