ポスト団塊世代のお気楽な日々

初老に近いおばさんが自由気ままに書き綴る自分勝手なひとり言

★超現実的な夢

今朝、とても嫌な夢で目が覚めた。

わたしと夫は、イタリアを旅行している。
夫は大型のスーツケースを持ち、わたしは、黒のソフトキャリーバッグを持っている。

狭い螺旋階段を上がらなければならない。
キャリーバッグを提げるのは大変だなぁ、と思っていると、イケメンのイタリア人男性が近付いてきて、キャリーバッグを持ってあげようと言う。
感じのいい男性なので、何も考えず彼にバッグを預ける。
夫、わたし、彼の順番に長い螺旋階段を昇っていく。

到着した時には、イタリア男は汗びっしょりになっている。
シャツの胸の辺りに汗シミまでついている。
 (夫の汗は何故か眼中にない)
わたしは、申し訳なくて、「本当にありがとうございます」と言って、何度も何度も頭を下げる。
彼は、「どうってことないですよ」と言って、走って立ち去る。
 (どうして日本語の会話なんだぁ?)
わたしは夫に、あんなにも汗びっしょりになっているのに、何もお礼をしなかったのは悪いから、彼を呼び止めてよ、何かお返ししないと、と言って、夫に彼を追わせる。
夫は彼を追って走り去る。

ふと、黒のキャリーバッグを提げると軽い!
どうして?
えーーーーーっ、もしかして、中身が空っぽ?
じゃ、あの男のあの大量の汗は一体、何?
軽いのにあんなに汗をかく?
昇りながらスプレーでもぶっかけた?
じゃ、中の荷物は?
昇りながら他のバッグに詰め替えた?
そんなことできるわけないじゃない。

そうか、取り替えたんだ。
彼には仲間がいて、協力してバッグごと、取り替えたんだ。
黒のソフトキャリーバッグは、どれを見ても同じ。
パッと見ただけでは違いがわからない。
そこをうまく衝かれたんだ。
旅行先で荷物を他人に預けるなんて絶対にしてはならないとわかっているのに、何て愚かな!

などと自分を責めていた時に目が覚めた。
超現実的な夢である。

どうせ見るなら、あのイケメン男と、恋の逃避行でもするような夢を見たいもんだよ。