ポスト団塊世代のお気楽な日々

初老に近いおばさんが自由気ままに書き綴る自分勝手なひとり言

★桜とモミジの差

昨日、夫とわたし、二人の共通の知人の3人で桜の名所へお花見に行った。
車で北へ30分。
まだ、桜は散り始めていなくて、満開。
平日だというのに、大勢の人でにぎわっていた。


池を囲む桜の木の傍で、割烹料理店で調達した3000円の高級弁当(だと思う)を広げた。
他のお花見客の誰よりも豪華版だった。
満開の桜も良かったが、お弁当も量より質、揚げ物を入れないで年配向けに、という注文に応えてもらい、わたしは大満足で、お弁当をきれいに平らげた。

目の前に桜と桜の木の間に花の咲いていない木があった。
ふとわたしは、
「あの桜は、まだ若くて開花しないのかしらねぇ」
と何気なく口にした。
夫が驚いたように、
「あれはモミジだろう!木肌の違いがわからんのか」
と言った。
知り合いが、クスッと笑って、
「新芽がついてるでしょう?もう直ぐ開くんじゃない」
と言った。
「モミジに花が咲く?!」
と思わずわたしは言った。
「アホッ!葉っぱが開くってことだろうが」
と夫に馬鹿にされた。

お花見に行って、お腹いっぱいになって、つまらぬことを口にして無知をさらすわたし。
みっともない。
恥ずかしい。
情けない。
哀しい。