ポスト団塊世代のお気楽な日々

初老に近いおばさんが自由気ままに書き綴る自分勝手なひとり言

★妾の器じゃない


   〜 2007/9/18 〜

先週、姉夫婦と姉の友達、Tさんがハワイ旅行から戻ってきた。
お土産を買ってきたというので、昨日、取りに行った。
その時の話である。

Tさんは背が高く、派手な作りの顔をしている。
タカラジェンヌと言っても誰も疑わないような女性だ。
どこにいても目立つ。
そろそろ還暦に近い年齢だが、まだまだ、華のある女性である。
スナックを経営していて、義兄は、そのお店の常連さんだ。

男一人に女二人の奇妙な組み合わせに、パッケージツアーで同行した人達が好奇の目を向ける。

「どんな関係ですか?」
と、好奇心を抑えきれない人達が尋ねる。
その度に義兄は姉、Tさんの順に顔を振って、
「一号と二号です」
とすました表情で答えていたそうだ。

誰もが冗談とは思わず、そうですかぁ、と納得したような表情だったという。
(へぇ〜、ほんまかいな)
姉は、
「誰もわたしの方を二号だとは思わないみたいだったのよねぇ、それが…。おかしいよねぇ」
と不満そうだった。
(当然でしょっ)

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義兄はユーモアのセンスがあるのですが、柔軟性がなく、頑固です。
海外旅行はハワイ以外に興味がなく、ハワイしか行ったことがありません。
車はローレルがお気に入りで、ローレル以外の車は買ったことがありません。
これは姉の口癖です。
「あの人はね、旅行はハワイ、車はローレル、女は私だけ」。