★味方はいない
昨日のブログの続き、実家に行った時のことである。
わたしが行くというのを母から聞いて、姉も来ていた。
母、姉、わたし達夫婦の4人、母の部屋でお茶を飲みながら、お喋りが始まる。
もともと夫は、わたしが一人で台湾へ行くのを快く思っていない。
11日間も置き去りにされるのがおもしろくない。
なのに、わたしが自分に対し少しもすまないと思っていないのが忌々しい。
それを母と姉に聞いてもらって、鬱憤を晴らしたかったのだろう。
一人残され、いかに不便になるかを控えめに口にする。
決して、はっきり嫌みを言ったり、愚痴をこぼしたりはしない。
一応、プライドというものがある(らしい)。
洗濯機の使い方も習いましたよ。
まあ洗濯といっても、機械がするんだし…。 ← 母
ご飯の炊き方も教えてもらいましたよ。
ご飯なんて、炊飯器のスイッチを入れるだけだしね。 ← 姉
味噌汁も自分で作れるようにならないといけないし。
まあ!お湯を注いで溶かすだけのインスタントの味噌汁があるじゃないっ! ← 姉
おかずも僕は何一つ作れませんからねぇ。
今どき、どこでも出来合いの物を売ってるから、心配ないんじゃないの。 ← 母
夫は、もう、続けて何か言う気が失せたようだった。
アッハッハ…。
じゃなく、お気の毒に…。
聞いてもらう相手を間違えたみたいね。