ポスト団塊世代のお気楽な日々

初老に近いおばさんが自由気ままに書き綴る自分勝手なひとり言

最後は夫婦

 

台北に来てから5日目。
そろそろ日本が恋しくなってきた。


何しろ、暑い。
外を歩けば、強烈な太陽と猛烈な交通量。
空気が悪いし、騒々しい。
わたしは、台北には住めない、とつくづく思う。

 

こんなマイナーな気持ちになるのも、昨夜、娘と言い合ったせいもある。
日本にいれば夫と、台湾に来れば娘とケンカするなんて、よっぽどわたしはケンカ好きなんだろう。
わがままで、我慢できないから、思ったことを直ぐに口にしてしまう。
そして、ケンカになる。
情けない話だ。
でも、今朝は何もなかったかのように、娘を送り出した。
娘も賢いから、いつまでも根に持ったふうなところは見せない。

 

本当はこんな朝にこそ、夫のメールが欲しかったのに、今朝、初めてメールが来ていなかった。
夫も、そろそろ自分で家事をするのも嫌になり、写真を撮って送信するのも面倒になって来た頃なのだろう。
わかるような気がする。

 

最後は夫婦なのかな、と思う。
子どもというのは、いつまでも自分の子どもではありえない。
嫁いだら、夫のやり方に染まり、嫁ぎ先の家風に染まる。
それでいいのだろう。
わたしだって、そうだったのだろうから。

 


台北駅地下道は冷房がきつい
 完全防備で眠りこける人