ポスト団塊世代のお気楽な日々

初老に近いおばさんが自由気ままに書き綴る自分勝手なひとり言

★悲しみは癒えない

 

   送信者    ユリ
   件名     K先生の電話
   受信日時  2009/05/29 16:50
   宛先     娘
   

                    ☆☆☆

こんにちは、ママです。

家の裏を通るたびにターロンの最期の姿が浮かんできます。
胸が締め付けられます。
思い出さないよう、古いワゴンは粗大ゴミの日に出しましたが、ブロック塀は壊すわけにいきません。

ターロンを可愛がってくださったK先生には、話せば更に悲しみが募るので、落ち着くまでずっと黙っていようと思っていましたが、今日、とうとうパパがK先生の家に行った時に話してしまいました。
直ぐに電話がかかってきました。

「ターロン、可哀想だったね」というセリフを聞いたとたん、思わず涙が溢れ出ました。
あんな死に方をしたのを聞かされた先生のショックを思うと、更に辛くなりました。
先生も涙声でした。
今夜、ターロンを弔い、わたしを元気付けたいと、食事に誘われました。
ターロンの写真を持って行こうと思います

電話でK先生もおっしゃっていました。
ロンが交通事故死、シャオロンが行方不明になった末に腐乱の始まった遺骸で見付かったこと、そしてターロンのあまりに悲惨な事故死…。
我が家の愛猫が3匹全て家で飼い主に看取られることなく外で突然に死んでいくだなんて、どうしてそんなことになるんだろう、と。

それはわたしも気になっていました。
先生には言いませんでしたが、何かに祟られているのではないかという気がします。
わたしもこの家も御祓いでもしてもらった方がいいのだろうか、と思ったりしています。
そんなことを言うと、パパは「馬鹿らしい!」と言って鼻先で笑いますが。
わたしはすっかり気弱になっています。

                     【こんな寝相はもう見られない】