★チップは面倒
ハワイ旅行（６）
海外旅行で一番、面倒だと思うのが日本にはないチップの習慣ではないだろうか。
ホテルで、タクシーで、レストランでと、チップは付いて回る。
このチップで嫌な思いをした。
ホノルルに着いた日の夜、海の見える素敵なレストランで食事をした。
料理も満足、ウェイターのサービスも悪くなかった。
チップを１５％くらい付けないとね、と思って伝票を見ると、下の方に“gratuity” という単語が目に入
った。
もしやと思って暗算すると、丁度、合計金額の１５％くらいの数字である。
“gratuity” はチップのことだと確信し、テーブル担当のウェイターではなかったのだが、偶々傍を通り
がかったウェイターに、これはチップを含んでいますよね？と訊いた。
彼は、そうじゃない、と答える。
でも、腑に落ちないので、本当か？と食い下がる。
彼は気まずそうに、あぁ、あなたの言うとおりだ、と言い直した。
そのウェイターに悪気はなかったと思う。
でも、予め、チップ込みの伝票を持って来られたことが不快だった。
日本人がチップを払わないから、このようなことになったのかも知れないが、それでもやはり失礼だ。
しかも、“tip” ではなく “gratuity” なのも癪に障る。（自分の無知を棚に上げて）
うっかりしていると、チップを二重に払う羽目になるところだった。
その後は、支払いのたびに、しっかり伝票の明細を確認したのは言うまでもない。
【ロケーションは最高だったけど】
