ポスト団塊世代のお気楽な日々

初老に近いおばさんが自由気ままに書き綴る自分勝手なひとり言

★メガネがない

年を取ると、何をどこに置いたか、よく忘れるようになる。
年中、探し物をしているような気がする。
残りの人生、その半分は探し物をして終わるのではないか、という危惧さえ覚える。

夫もよく物を探している。
夫婦揃って、毎日、あれがない、これがない、と言って、何かを探している。

しかし、昨夜は、さすがのわたしも参った。

わたしは本を読んでいた。
夫が、「メガネがない、メガネがない」と言って、あちこち探し回っているのは聞こえた。
しかし、わたしは読書に集中していたので、聞こえないフリをしていた。

1分後、夫が言った。
「おっ、メガネをしとったぞ。アハハ」

脱力…。

おでこにメガネを乗っけた状態で家中を歩き回り、「メガネがない、メガネがない」と騒ぐのなら、まだわかる。
メガネをかけた状態で、「メガネがない、メガネがない」と喚く人には初めて会った。

この先が心配だ。