ポスト団塊世代のお気楽な日々

初老に近いおばさんが自由気ままに書き綴る自分勝手なひとり言

★新パソコン顛末記(4)

夫が書斎へ移った。
古いデスクトップPCの動作が遅かったのを思えば、お下がりとはいえ、直前までわたしが愛用していたのだから、パソコン環境に問題はない。
メモリも増設してあげたし、より快適に動くはずだ。
夫の機嫌はすこぶるいい。

ところが、わたしの方はイライラが募るばかり。
これまでvistaには興味がなかったので知らないことばかりで、慣れるだけでも大変だ。
例えば、outlook expressWindowsメールになっているのも初めて知ったくらいだ。
まあ、ほとんど使い勝手は同じなので、これはあまり問題ない、はずだった。

outlook express のアドレス帳、メッセージ、アカウントなどをWindowsメールに引っ越したのはよかったが、なんと、hotmailWindowsメールに対応していなかったのだ。
Windowsメールでは、hotmailはwebで送受信しなければならないのがわかった。
しかし、いろいろ調べてみると、Windowsメールではhotmailは使えないが、outlookなら使えることがわかった。
これまで、ずっとoutlook express を使っていたから気は進まなかったのだが、思い切ってメーラーoutlookに変えた。
再び、データの移動。
最近やっとoutlookに慣れてきた。

一番大変なのは、夫の呼び出しである。
わからないことがあると、遥か彼方から「ユリ〜!ちょっと〜!教えてくれ〜」と叫ぶ声がする。
作業を中断して、書斎へ行く。
これまでは「おい、ちょっと」と呼ばれても5歩で行けたが、今度はそうはいかない。
30歩も歩かなければならない。
「またかぁ。ったくもう!」とブツブツ言いながら書斎へ向かう。

でもまあいいか。
往復40メートル、一日10回呼び出されば400メートル。
ウォーキングだと思えば、健康にもいいじゃないか、と考えを改める。
本当によくできた妻である。(よく登場しますなぁ、この一文)