ポスト団塊世代のお気楽な日々

初老に近いおばさんが自由気ままに書き綴る自分勝手なひとり言

★パソコンと机の行方

夫が書斎に引っ越し、夫の使っていた机が空いたので、今度は、それがわたしの新しいパソコンデスクになった。
なので、それまでわたしが使っていた娘の学習机が不要になった。
中一までしか使っていないので、あまり傷んでいないこともあり、処分できずにいた学習机だ。
それがなければ部屋がずいぶん広くなる。

夫は、パソコンを買った日、友人のSさんに自分が使っていたパソコンが要らないかと電話した。
SさんのパソコンがCRTディスプレイの古いものだと知っていたからだ。
話を持ちかけると、欲しいとのこと。

わたしは、夫のデータをわたしのノートPCに移動し終えると、そのパソコンを再インストールし、いつでも引き渡せるようにしておいた。
その作業をしながら、ハタと気付いた。
Sさんに学習机も一緒に引き取ってもらえないものだろうかと。
夫が電話すると、意外にも快諾してくださった。

そして、いよいよ昨日が引き渡しの日だった。
もう、この先、見ることもなくなるし、記念に嫁に行く机とデスクトップPCを写真に撮った。


Sさんは夫と同い年だが、朝が早い。
明け方、まだぐっすり寝ているのに電話で起こされることがよくあるから、それは承知していた。
でも、まさか、取りに来られる時間が朝の6時になるとは思いもしなかった。

ともかく、5時半には起きた。
いつもより1時間も早い。
そのせいか、新聞を読んでいる最中に強烈な睡魔に襲われ、つい寝入ってしまった。
ところが、ものの数分もしないうちに、
「ユリ〜〜!ちょっと〜〜〜!教えてくれ〜〜〜」
の叫び声で心地よい眠りは中断された。
「ったくもう!」
とブツブツ言いながらも、よくできた妻は「起こしてくれてありがとう」の気持ちで書斎に向かったのである。(ほんまかっ!)