ポスト団塊世代のお気楽な日々

初老に近いおばさんが自由気ままに書き綴る自分勝手なひとり言

★誰に似た?

友達のSさんが久々に我が家を訪ねてきた。
コーヒーを飲みながら、彼女の近況報告を聞く。

彼女には、息子さんが二人いる。
年下のご主人はハンサムで背が高く、息子さん二人も父親似でイケメン。
Sさん自身、常々、それを得意に思っている。
その二人の息子さんのところに、続けてお子さんが生まれ、彼女は一気に二人の孫のおばあちゃんになった。
長男さんのとこも、次男さんのとこも女の子とのこと。
4月生まれと8月生まれで、同級生になるそうだ。

彼女の話である。

まあ、何と言うか、長男とこの子は不細工でねぇ。
今日は携帯を忘れたから見せてあげられないんだけど、ほんと、不細工なんよ。
男の子みたいな顔しててねぇ。
ほんと、可哀想なくらい…。
そんで、次男とこのは、これまた、すっごいかわいい顔しててね。
目がパッチリしてて大きくて、あの子は絶対にすごい美人になると思うよ。
だから、次男とこはいいんだけど、長男とこの子が不憫でね。
でも、長男のお嫁さんは、まあ自分が生んだ子だし、かわいい、かわいいって言うからね、わたしも、かわいいねって調子合わせてるんだけどね。
まさか、いくらなんでも正直に不細工だなんて言えないでしょ。
そんでね、この前お嫁さんに、「この子、誰に似たんだろうね」って訊いたんよ。
そしたら、何て言ったと思う?
「お義母さんじゃないですか」だって。

わたしは、思わず噴き出してしまった。
この上は一刻も早く携帯の待ち受け画面を見せてもらいたいものである。