ポスト団塊世代のお気楽な日々

初老に近いおばさんが自由気ままに書き綴る自分勝手なひとり言

★後悔・後悔・後悔

人は、後先考えず、何とも思わず言葉を発することがある。
一たび口から洩れたら、取り戻すことはできない。
昨夜、そんなことをあらためて感じることとなった。

昨夜、サークルの定例懇親会があった。
9月17日にアップしたSさんも出席していた。

下記の青字は、その時のSさんのお喋りの一部である。(しつこいようだが、再度、記載する)

まあ、何と言うか、長男とこの子は不細工でねぇ。
今日は携帯を忘れたから見せてあげられないんだけど、ほんと、不細工なんよ。
男の子みたいな顔しててねぇ。
ほんと、可哀想なくらい…。
そんで、次男とこのは、これまた、すっごいかわいい顔しててね。
目がパッチリしてて大きくて、あの子は絶対にすごい美人になると思うよ。

会が終わって、帰ろうとした時、Sさんに引き留められた。
Sさんは、おもむろに携帯電話を開くと、待ち受け画面をわたしに向けた。
赤ちゃんの写真だ。
鼻がみごとに上を向いている。
お世辞にもかわいいとは言えない。
それで、わたしは、「はぁ、これが例の長男さんとこのね」と言った。
すると、彼女、「まぁ!これ、次男の方のよーーー」。
わたし、「………」
Sさん、「目が大きいでしょっ!」
わたし、「………」
Sさん、「まあ、大きくなったら、顔も変わるし、美人になるよね」

本来、わたしが、「まあ、大きくなったら顔も変わるし、美人になりそうよ」と言ってフォローすべきだったのに、わたしときたら、どんな言葉も出てこなかった。
彼女がすごい美人になると太鼓判を押していた赤ちゃんを、暗に不細工と言ってしまった自分。
その失態に動転し、次の言葉が出てこなかったのだ。

Sさん、ごめんね。
これに懲りずに、また話しに来てね。