ポスト団塊世代のお気楽な日々

初老に近いおばさんが自由気ままに書き綴る自分勝手なひとり言

★それぞれの3年半


前回ブログの続き。
(と言っても、あれから10日が過ぎてしまった!)

3年半ぶりの再会だったが、皆、さほど変わっていたわけではない。
一番、見た目の変化が著しかったのは、14歳年下の男性と二度目の結婚をしている彼女。
腹部周りにしっかり脂肪を蓄え、中年女性の貫禄が付いていた。
期待していた美容系サプリの効果は、残念ながら見られなかった。
どんな美人も、やはり加齢には抗えない。
でも、相変わらず夫婦仲は良さそうで、まあ、それだけで十分だろう。

逆に、仕事一筋のFさんは、ますます瘠せて、やつれていた。
「最近、年を感じるよ。もう仕事、辞めたい…」などと珍しく愚痴っていた。
でも、家事をしないFさんは、「仕事を辞めて家に居ても別にすることもないし」とも言っていた。
まあ、ゆっくり、じっくり、今後のことは考えたら良かろう。

同じ県内に住んでいるNさんは、よく我が家の近くまでドライブに来ると言う。
「偶にはうちにも寄りなさいよ」と言えば、「亭主が死んだらね」との返事。
Nさん夫婦はいつも行動を共にする。
Nさんに言わせれば、亭主のお守が今の自分の仕事。
「人見知りの激しいあの亭主がいる限り、ユリさんとこにも行けないだろうね」とのこと。
「まあ、あのご主人じゃねぇ」と、二度ほど彼に会ったことのあるわたしも納得する。

残る一人の旧友は20代で未亡人になったが、5年前に長女に婿養子が来た。
今は、その婿殿を由緒あるお寺の住職として立派に育て上げることに生き甲斐を感じている。
現代っ子(と彼女は言っていた)の婿殿を躾けるのに、これまで二度ばかり彼の頬を引っ叩いたとのこと。
すごいよね〜〜〜。
わたしも少しは見習わないといけないかなぁ……
なんて思ったわけではない。

五人五様の人生を歩んでいる。